散歩スナップ|K-photography

SONY α7IV / FUJIFILM X100V / NIKON Z50...Archives

アマチュアの視点で街中を撮影する | day off snaps 2024 #16

Camera | FUJIFILM X100V

Location | 静岡県三島市

イルミネーション撮影と同様に街中スナップというものも、一体自分は何を撮っているのだろう?と思う事が多々ありつつ、年甲斐もなくワクワクしながら歩き回っている自分がいます。人のスナップ写真は上手いなあと眺めていますが、正直自分の撮ってくるスナップの良し悪しはよくわかりません。風景写真のような誰が見ても良い写真というベクトルとは違った視点や構図を持つ街中スナップにおいて、そもそも正解なんて定義が存在するのかすら分からない素人です。そんな疑問が浮かんだ時には原点に立ち返り、今は目の前の撮影を楽しむというスタンスを思い出すようにしています。根底にそれを持てるのはアマチュアの特権なのではないでしょうか。

 

 

 

スナップの良い所と悪い所は、じっくり撮れないという事なのかもしれない。

 

 

この場所を撮りたいなor撮ろうかなと判断してから撮り終えて移動するまで約5秒くらい(私の場合は)。FUJIFILM機を使う場合のみフィルムシミュレーションの選択をするので10秒くらいになりますが。

 

 

後から確認すると構図がイマイチだったり露出が微妙だったりがありますけど、瞬間的にスパッと切っていくリズム感が好きだし、そのズレた構図やら露出もまた自分が出している負の味みたいな感じがしているのです。それが良いか悪いかは別として愛おしいと思える部分です。

 

 

街中スナップをする時は構図や露出が怪しくても1枚しか撮りません。その時本能的に構えた構図が自分らしさだと思うんですよね。もう1枚撮っておこうと思うと、上手い人のスナップ写真の構図を思い出して修正してしまう。その瞬間オリジナルっぽくなくなるというか…生意気なんですけど。

 

 

ファインダーで撮るにしても、背面液晶で撮るにしても、撮影後のプレビューは非表示にしています。そもそも撮る前に結果が表示されているのがミラーレスの最大のメリットで、ある程度は撮る前に把握出来てますからね。

 

 

もちろん風景写真の様な構図を吟味して撮るシーンなら何度も確認するかもしれません。ああ、でも1つだけ確認するシーンがありました。シンメトリーさを求めた構図の場合のみプレビューで確認して撮り直ししてます。

 

 

やっぱりFUJIFILMの色は良い…。

 

 

モノクロはACROS

 

 

















 

 

X100Vは背面&ファインダー液晶があまり信用出来ないといいますか、一見すると綺麗に撮れてるようには見えないんですよね。特にシャドウが潰れてるように見えてコントラストが高すぎるように感じます。ところがPCで確認すると意外にも階調豊かに描かれていて驚かされるのです。逆にOLYMPUSのE-M10の背面液晶は高見えするので、かなりの手応えを感じながらPCで確認すると拍子抜けすることもしばしば。

 

ただ実際高見えしている方が気分を乗せてくれるのは事実で、手応えを感じないまま撮影していくのは冷や水を掛けられているような気分になります。何だか今日は調子悪いな…と気分まで下がっていく感覚に。もう少し背面ディスプレイを改善してほしいなと思いつつも、最近は徐々に慣れてきた自分もいます。感覚的には少し暗めでも大丈夫、そんな感じです。