この日は清水駅周辺をぶらぶら歩いたのですが、思ってたイメージと違っていたからなんでしょうか、何となく最後まで気持ちが乗りませんでした。
その影響は少なくないようで撮ってきた写真は凡打を連発。
私(凡人)が使うとX100Vは、たまにホームランが出るようなカメラであり、これで連続ヒットが出せるような方はかなりの人だと思っていますが。
加えて35mmという画角。私はずっと好きな画角だと言ってきましたが、良くも悪くも現実を叩きつけてくるような印象です。
これは28mmにも言える事ですが構図の良し悪しがそのまま出てしまう。何となく撮ると何となく撮った雰囲気の写真になっていて誤魔化しが効きません。
この日は完全に跳ね返されましたが、こういう日もあったということでボツにせず敢えて残そうと思いました。それもまた写真ですから。
FUJIFILMの場合、構図の甘さなどの諸々をフィルムシミュレーションという魔法で若干誤魔化しているような気がしないでもない笑
清水駅前にあるアーケード商店街。平日とはいえ人が2~3人しか歩いてなくて本当に驚きました。
これなんでしょう、ズーマー?
これかなり驚いたんですけどエルフがパンかじってました。清水にはエルフ族がいるのです。
エルコちゃんの店から人が…
というのは嘘で細い路地から偶然人が出てきました。
良くも悪くもこれが35mmですね。気持ちが乗ってくると良いと思える写真が撮れますし、気持ちがそのまま写ってしまうような誤魔化しが効かない感じが最大の魅力ですね。
ところで先日FUJIFILMがいきなり値上げをアナウンスしましたね。
今年に入ってずっと欲しくても在庫がない状態が続き、先日X-T5やX-S20の受注を停止していた矢先にこのニュース。個人的にFUJIFILMというメーカーが好きだったのに、少しずつ印象が悪化していってます。
今回の値上げは事前アナウンスもなく突然だったし、値上げ時期に関しても次の日からですと一方的でした。勿論他のメーカーも値上げしてはいますが、ここまで唐突というのをあまり見たことがありません。
値上げ幅も30%にもなろうかというレンズもありましたし、ここのところユーザーに対する対応も蔑ろにされている様な気分で、メーカーのイメージ悪化も加わって魅力が半減してしまいました。
正直これからX-mountに切り替えようという気にはなりません。企業としての姿勢に対して疑問と失望が入り交じったような負の感情を抱いています。FUJIFILMは一体どこへ向かってしまうんでしょうか。
それでもJPEGの色味フィルムシミュレーションに一目置いている事に変わりはありません。X100Vの完成度にも満足しているので見捨てるような感情まではなく、ただただ今の現状に対する嫌悪感が私の中に渦巻いていて離れません。