Body | Nikon Z50
Lens1 | SIGMA 35mm 1:1.2 DG DN Art(E-mount)
Lens2 | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports(E-mount)
Adapter | ETZ21 PRO
Location | 沼津御用邸
APS-Cで使う35mmはフルサイズ換算にすると52.5mm。標準レンズと呼ばれる50mmに近いので嘸や撮りやすかろうと思われそうですが、室内撮影では些か画角が狭かった。加えてZ50で使うには少々パワーが心許なくAF速度も大分緩やかでした(FE24-105mm F4 G OSSの時はかなり早かったのですが)。しかしピント精度そのものは非常に高く、フルサイズほどの立体感は得られないものの、RAW現像を前提とするならば全く問題なく使えるレンズでした。
こういった手作りガラスを作れる職人は日本にもういないと聞いた事があります。とある場所では割れてしまったら致し方なく通常のガラスをはめ込むと仰ってましたが、沼津御用邸では全て手作りガラスのようでした。なんとドイツの職人に作ってもらってるそうです。
家具などの調度品も当時のものを置いてあるそうです。
来場者は私以外に見当たりませんでした。
おかげでじっくりと撮影することが出来ました。
とはいえ室内だと明るい広角レンズが無いと少々厳しかったように思います。
α7IVで使うシグマレンズはやや暖色系に感じていましたが、Z50で使うと寒色寄りな描写でした。
RAW現像で色温度を調整しています。
非常に広く開けているので寒いのです(冬は)。当時は暖房などどうしていたんでしょうか。
御玉突=ビリヤードの事でした。
沼津御用邸は庭の広さも桁違いです。
趣のある庭を見つけたので夢中で撮影しました。
黄色っていうのが良いですよね。
全体的にやはり寒色系だったので調整してます。
JPEGでは解像度というよりシャープネス(明瞭度)が不足気味に見えました。Zレンズ(DX)ではデフォルトでもかなりシャープに写るんですけどね。
JPEGでそれならRAWだと尚更で、いつもの量よりも大分多めに掛ける事になりました。
ダイナミックレンジに関してはどうしてもフルサイズセンサーに勝てないので、レンズを最大限生かすならニコンのFX機で試してみたいですねえ。
ただダイナミックレンジが狭くなることで印象的になる場合もありますからね。X100Vを使ってるとそれを強く感じます。
タイトルの結論としては、それほど相性が良いとは思えませんでした笑
しかしRAW現像前提ならばちゃんと色は出て来ますからね。
紅葉するのとしないのと黄色と竹林と。考えられた配置で大変美しい。
超望遠レンズで野鳥を狙ってみましたが、何が厳しいってISOの上昇が厳しい。日陰の場所だったのも問題でした。
超望遠レンズでもやはりシャープネスが不足気味に感じました。
ツグミ。換算900mmになるのでトリミングせずこのサイズ感。データ的には真っ黒だったんですが、シャドウを持ち上げたら色が出てくれました。ISOは100なので毛の質感もそこそこ出ましたね。
御用邸の周りをジョギングする人やウォーキングする人が結構いらっしゃるようです。
ラブライブ仕様のタクシーが停まっていました。
超望遠レンズは上手く使えば花の撮影にも使えますよね。腕がぷるぷるしますが笑
現像次第で普通に使えると思いました。レンズ特性で寒色寄りの描写になるので毎回それを調整するのが少し手間ではありますが。WBをマニュアルにすればJPEGでも問題ないんじゃないでしょうか。JPEGの場合シャープネス等を強めておく必要があるかと思います。Z50でE-mountレンズを使うのも新鮮だし、じっくり現像するのもまた楽しい時間でした!