Body | α7IV
Lens | FE24-105mm F4 G OSS
Location | 河津七滝
便利ズームは単焦点レンズと比べるとボケの大きさに違いがあるものの、光量さえ確保出来ていればISOが低いままなので高精細に写りますね。加えて純正レンズの色味が良い為(JPEG)、RAW現像する際には少なくともソレを越えなければ意味がないので中々大変でした。今回は撮って出しとRAW現像が混ざっています。多分見分けがつかないんじゃないかしら。
七滝はナナダルと読むんですね。文字通り七つの滝があるようです。
歩道は整備されているものの、割とダイナミックな自然を楽しむことができます。
私が訪れた時期は12月を少し過ぎた頃で、まだ紅葉があちこちに残っていました。
例によって平日は全然人がいません。。すれ違った人数というか、会った総人数で書くと5人でした。
三脚も持参していったのですが、とうとう1回しか使わず…(しかもその写真はボツ)
全ての滝を見ましたが少々甘くみていたおかげで最後は膝が笑ってました。
光がまばらに当たって綺麗でした。
こうして見ていると便利ズーム1本あれば…と思わされてしまう。
細かく見れば結構差があるけど、純正ならではの色味を加味すると十分なレベルです。
帰り道、修禅寺辺りにて。
フルサイズとAPS-Cを使っていて一番強く思うのはダイナミックレンジの広さが圧倒的に違うということ。次点にノイズの出にくさですかね。かれこれ2年使っているというのにレンジの広さには毎度驚かされてます。飛んだり潰れたりした色が少ないので結果的に色彩豊かな感じに。
APS-Cで同じシーンを撮っても、全体的に色が薄い感じがして(低コントラスト)、レタッチで無理に色を乗せると違和感だらけのキツい色味になってしまいます。シャドウを持ち上げるにしても当然ノイズが乗ってくるはずなんだけれど、何事もなく暗部が持ち上がりノイズも出にくい。
なんだか良い事づくめの様な気がしますが、実際撮り応えがあるのはセンサーサイズが小さい方があると思うのです。露出がシビアというか、キッチリ決めておかないとRAW現像でも手に負えない場合があるので。そういう意味ではフルサイズ機ってずるいなって思いますね。情報量が多いし、色々余裕があるといいますか。結果はともかく、どっちが楽しいかと言われると、センサーサイズが小さい方が楽しいのかもしれない…と最近は思います。