散歩スナップ|K-photography

SONY α7IV / FUJIFILM X100V / NIKON Z50...Archives

CP+2024初参加してきました

このイベントって新製品のお披露目とか、プロの方々がワークショップしたりするのがメインなのかなと想像していましたが、実際は”触れる””撮る”がメインな感じがしました。そんなこととは露知らず、空きのSDカードも持参しないどころかメイン機であるα7IVも持っていかなかったのです。現場に着いてレンズだけ置いてあるブースに愕然としました。皆さん、さも当然のようにご自身のカメラにレンズを装着しパシャパシャしてるではありませんか笑

 

 

しかし大手メーカーはカメラとレンズをセットで置いてくれてあったので、持参したカメラからSDカードを引き抜いて何回かテスト撮影することができました。考えてみれば普段触れることの出来ない高価なレンズやカメラはレンタルでもそれなりの金額がかかりますが、CP+は無料で入場出来る上に試し撮りが出来るんですね…最高じゃないですか!

 

ニコンブースではZFを試しました。AFはわりともっさりですね。シャッターフィーリングが良かったです。そして想像以上にでかい!後付けグリップが装着されてましたが、持ちやすいとは言えないものでしたね。

 

一番気になっていたFUJIFILMのブースへ!

 

28万なんて言われてるX100VIを見ました。X100Vユーザーの私から見ても何が変わっているのかほとんど分かりませんでしたが、中身は刷新されているようですね。手振れ補正が入ってるのは羨ましいなぁ。

 

試し撮りは30分待ちの行列が出来ていたので断念し、X-T5はすぐに触れるという事でそちらの方へ歩みを進めました。

 

X-T5のシルバー、写真で見て良いなと思っていたのですが、実際見てみると思ってるようなシルバーじゃなかったです。私の中でX-T5なら黒一択という印象にガラリと変わりました。

 

このX-T5がひと癖ありまして、まず触れた時にAFが作動しなかったんですよ。背面のAFボタンを押して動作させました。他にも絞り値が変更できなかったりしたのでスタッフの方を呼んで教えて頂きました。

 

ズームレンズだったのでワイド側の開放F2.8でパシャリ。なんか今ひとつに感じたので次はF3.6に絞ってみました。

 

23mm(換算35mm)F3.6でテスト

 

35mm付近(換算50mm)F3.6でテスト

 

テレ側でF4。まずおかしいのが中央のAFサークルを無視してAIAFが上の時計に引っ張られて剥がれないんですよね…(全枚)。中央の花に合わせてるんだけど合いませんでした。もちろん認識AFをオフにすればそんなことはないんだろうけど。

 

今度はポートレート。ピンボケしてるんですよねえ…汗

 

こちらに目線くれるとガッチリ合うんです。

 

あら?

 

これが一番解像してました。

 

横向くとダメです。

このズームレンズはワイド側で少し甘い描写に感じました。一番良いのは35mm(換算50mm)付近で、一番解像してますしボケ感も良かった。XF18-55mmF2.8-4です。

 

近接描写も思ってる程では…。AF合致速度も思ってるより早くないかな。というかSONYが爆速過ぎる。認識AF含め、ちょっとイメージダウンになってしまいましたが、数分間触れただけなので違う撮影方法があるのでしょうね。

 

OM-1Mark2に触れてきました。メモリーカードが入っていたので自分のカードを入れてはいけないのかなと思いそのまま試し撮りだけでデータはありません。

 

レンズは100-400と、300mmF4があって両方を試しました。OM-1のグリップかなり良いです。サンヨンとの組み合わせではAF合致速度も早くてファインダーを覗いていると、いかにも写りそうなレンズだなと感じました。マイクロフォーサーズだけど結構重いですね…。

 

好印象だったのはOM-5でした。軽いけど作りにおもちゃ感がない。シャッターフィーリングも凄く良くて、これぞマイクロフォーサーズ機って感じを受けました。

 

本体を持っていかない失態のせいでどんな写りなのか分かりません!くやしい。

 

SONYブースでは野鳥撮影のワークショップ的なものをやっていて大盛況でした。

 

これはα7RV+FE35mmF1.4GMという豪華な組み合わせです。もう笑ってしまうくらいのAF合致速度です。一瞬も一瞬ですが、しかも当たり前の様に目にガチピンでした。

 

さすが6100万画素は解像するなと見ていたら、これクロップモードだった事が判明しまして…2600万画素の状態で撮っていたんですね。おそらく私の前の人が35mmだと豆粒に写ったのでクロップして、そのままになっていたのだと思います。高コントラストだけど柔らかく、それでいてシャープ…これは良いレンズです。

 

20枚ほど撮影しましたが1枚もピンボケ写真はありませんでした。写真はある程度トリミングしています。その他は加工無しのJPEGです。RAWも見てみたかったな。

 

35mmF1.4初のGMレンズでしたが、かなり良いレンズだと思いました。もちろんクロップモードなので真の描写ではないかもしれませんが、柔らかいのにかなりシャープで色の出方もとっても良いですね。GMレンズ1本買うとしたらこれかなあ。

 

その後は新製品のFE24-50mmF2.8Gがあったので試しました。しかもカメラはα7IVという事でいつもの慣れたやつで大変ありがたい。

 

このレンズまずは50mmスタートなんですね。そこからワイド側になっていくという、いつもと逆なんですね。35mmのGMレンズを体感した後でもAF速度に関しては呆れるほど爆速だったと書くより他ありません。

 

35mmにセットして開放で撮影してみました。自宅PCで見比べるとややGMレンズの方が解像力で上回ってます(しかもF1.4で)。こちらのレンズはF2.8なので解像的には有利だと思いますが(距離的にも)、さすがにGM単焦点と比べるなよといったところですね笑

 

35mmトリミングです。今日は色々なカメラに触れて改めて思ったけど、α7IVって本当に良いカメラなんだなーとしみじみ思いました。

 

ワイド側24mm

 

24mmトリミング。F2.8とはいえ、大分ボケ感がなくなりましたね。ただ前ボケ綺麗ですねー。

 

やはり純正レンズの色味は良いですね。解像力も十分ですし軽いのも良い。こちらも20枚ほど撮影しましたが一度もピンボケする事はありませんでした。SONYのAFに関してはもはや脱帽するしかありません。

 

イルコさんいました

 

ブツ撮りする時用のセット。本当にすごい綺麗に撮れていてビックリ。

パナソニックのG9M2も触れました。レンズはパナライカの100-400mm。気になってたので嬉しかったです。パナソニックのカメラ置いてないんですよねえ…。ご覧の通り100mm側では見事な解像感でした。

 

200mm付近でも解像感良く、ボケもまぁまぁですかね。このカメラ、ノイズを消すのが上手ですね!

 

300mmISO1000 ノイズリダクションが優秀ですが、それだけに解像感がちょっと厳しく感じます。のぺっとしてしまうのでしょうかねえ。

 

400mmさらにマイナス補正してISO640 やっぱり厳しい…。換算800mmとして考えれば頑張っている方だと思うんですけどね。G9M2はガッチリしていて結構重みがあります。AFもそこまで遅く感じなかったです。ただOM-1のグリップをと比べると結構差が出ちゃってます。総合的に見れば良いカメラだと思います。

 

一番盛況だったのはCanonブースだったように思います。あまりに活気があったので入っていけませんでした。色々なカメラの撮影体験が出来たことは有意義な時間でした。今回好印象だったのは、α7RV、OM-5でした。逆にX-T5がややこしかった。視度調整ダイヤルも上手く回らないし。α7RVもOM-5も単純に撮影体験が楽しかったんですよね。

 

次回行くとしたら絶対にメインカメラと空きのあるSDカードを持参していこうと思います笑 貴重な体験が出来て大満足でした!