Camera |SONY α7IV
Lens |SONY FE20mm F1.8 G
Samyung AF135mm F1.8 FE
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports
Location | 静岡県岡部町殿地区のコスモス畑
この日の撮影ではクリエイティブルックのVV&SHを選択。VVはLightRoomで多少のレタッチを施しSHは手付かずです。ただし縦位置構図だけトリミングした写真が何点かありました。RAWは今回も使わず終いでした。決して面倒臭いわけでは…あるようなないような。
やっぱり純正レンズとの組み合わせによる色味は良い。2本しか持ってないんですけどね…。
あまり花の撮影で広角レンズを使ってこなかったけど、思い切り寄る事でこんな背景ボケを得られるんだなと。
それにしてもこのレンズの解像度の高さ。開放からとってもシャープ…なんだけどSHにすると解像感は一気に感じられなくなる。
でも独特の色合いが醸し出せて柔らかい描写に。
SHはコスモスと相性が良い気がする。
今回参ったのがこのレンズです。可変NDフィルターを装着して撮影したんだけど悉く解像度が低下していたんですね。はじめは風によるブレを疑ったのですが、100枚ほどの写真全てがこの感じで。まだ検証していないので確かな事は言えませんが、NDフィルターの影響だと思います。以前プロテクトフィルターのみで花撮影をした時は非常に解像度が高いと感じたレンズだったので。ちなみにシャッター速度は2000分の1秒です。
とはいえ悪いことばかりでもないようで、甘くなったおかげで包み込むような滲みと柔らかさが出ました。偶然の産物ですが、まるで収差を残したレンズのような感じで幻想的な1枚でした。
この日はあわよくばノビタキを狙おうと超望遠ズームを持参していて、生憎ノビタキの姿はありませんでしたが、興味本位でコスモス撮影に使ってみることにしました。
そこまで明るいレンズではないとはいえ、600mmという画角による暴力的なボケを得られて病みつきになりそうです笑
ただし手振れなのか風ブレなのか、いずれにしても等倍で確認するとピントが怪しかったです。さすがに600mm、手振れ補正があっても手強い。
ワイド側で撮影するとボケはうるさいですね。
クリエイティブルックはVVに戻して撮影しています。
1:1でトリミング。本当は135mmでこういうの撮りたかったんですが意外にこれが難しい。バックにあるコスモスとの距離感がかなり重要なんですねえ。600mmなら多少近くてもご覧の通りボケてピンクの背景を作り出してくれました。まぁそれでも1時間くらいウロウロして探したんですけどね…。最後の方でこれが撮れたので満足して帰りました。
野鳥用だと思ってすっかり出番が減っていたSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sportsですが、花の撮影に使えそうなので今後も楽しみです。ただレンズサイズがビッグなので周囲の目線を気にせずに使えるなら…という前提になりますが(・・;)