E-mountのレンズラインアップで一番売れてるらしいTAMRONの28-200mm。いわゆる高倍率ズームレンズってやつですね。SONYの純正レンズにもあるんですけどいかんせん評判が悪い。登場も2015年3月と流石に設計の古さを感じてしまいます。加えて重量が780gと結構重いのです。TAMRONの高倍率ズームはテレ側が200mmなれど575gと軽い上に写りの評判も上々。Nikonにも同様に24-200mmがあるけれど手振れ補正付きでも630gと比較的軽く、その写りの良さも上々の様です。噂では28-400mmなんていうのも出るそうですが、そこまで伸びたら写りはどうなんでしょうね。
そうした中で、ひょっとしたらFE24-240mmのⅡ型が出るのでは？という噂の記事を読んだのです。その記事では24-200mmでGレンズになると書かれていて、G付いちゃうの！？と興奮してしまいました笑
特に最近のSONYレンズは他社と比べると非常にコンパクトに作るんですよね。しかも描写もキッチリ良いときてる。今の流れなら高倍率ズームでも600gを切ってくると思うんです。そしてGの称号が付くということは、高倍率ズームレンズも次なる描写のステージへ上がるのではないかと期待してしまいます。
どちらかというと普段は単焦点レンズをメインに使っていますが。
何だかんだでヌケの良い単焦点レンズの描写と比べてしまうと…。
高倍率ズームレンズは便利である代わりに犠牲になっている部分も多々あるので、それよりは画質の低下が少ない標準の便利ズームFE24-105mm F4 G OSSを使ってきました。文字通り便利ズームレンズは便利なのですが、家族旅行などに出掛けた際はもう少し望遠側が伸びてくれるとなぁ…と何度思ったことか。70-180mmも買いましたが、結局レンズ交換する頻度があまりにも多くてウンザリしてしまうんですよね。
そもそも高倍率ズームレンズってあまり良い印象がなくてですね。。私は初めて購入した中古のEOS 10Dで使っていたのです。
で、ブレ写真を大量に生産してしまうわけです。300mmで撮影した場合、キヤノンだと480mmという焦点距離になる。当然手振れ補正なんて入ってませんからね笑 その頃は何も知らなくて、絞り？シャッタースピード？ISO？露出補正って何ぞや？的な感じでした。
なのでいつも白飛びさせてましたねえ。分からないからPモードで撮りっぱなし。白飛びした上にブレ写真なので「なにこのレンズ」とふてくされる。私の高倍率ズームレンズの印象ってこれなんですよ。
でも何十枚かに1枚、何かの加減で突然綺麗に撮れる時がある。当時はこのくらい写れば大成功な1枚でした笑
そしてやっぱり急に撮りたいと思ったシーンで届く。
あっという間だからチャンスを逃さない。それにしても見事に全て日の丸写真でございます笑
そして奇跡の1枚みたいなのも。太陽様のおかげで全くブレませんでした。この頃からTAMRONは暖色系でしたね。
何かあったらスッと伸ばしてパシャっと撮れる。たしかに高倍率ズームレンズは最高に便利なのです。色々な犠牲といっても、この頃の性能に比べたら今の高倍率って雲泥の差で高性能ですから。
旅行など思い出の写真を撮る時は極力レンズ交換はしたくないし荷物も減らしたい。高倍率ズームレンズはずっと1本欲しいなとは思っていたのですが、いかんせんα7IVで使う場合はTAMRON一択で暖色が…と思っていましたし、NikonのZレンズとなるとそもそもフルサイズ機が手元にない。そんな折にⅡ型の情報を目にしたものですから既に心がグラグラでございます。出たら買ってしまいそう。普段はほとんど使わないと思いますが。
