RAW現像を繰り返していると面倒に思う時があって、FUJIFILMのように撮って出しで自分好みの色が出てくれたら良いのになぁと。おいおいクリエイティブルックがあるじゃないかって、そういえばありましたねえ。購入時には何度もセッティングを弄って試したんだけど、結局RAW現像に戻ってしまったんですよ。
しかしながら肩の力を抜いてるスナップ写真なんかをわざわざRAW現像するっていうのもアホらしいというか。プロならまだしも私のようなアマチュアならね。
RAW(素)
まずRAWデータをそのまま何もせずアウトプットした素の画像を1枚目に。次に自分好みにカスタマイズしたFL→NT→ST(全てJPEG撮って出し)→自己流RAW現像写真という順番で作例を載せます。家の中で適当な被写体を撮っただけなので色々ご容赦くださいませ。
使用レンズ:Sigma45mm1:2.8DGDN_Contemporary
改めて見返してみたら一番微妙なのがRAW現像写真だなっていうね…。こうして比べてみて判明したことだけどRAW現像であまりシャープ掛けてなかったんだなあと。
FLとNTはSTと違って渋く出てるのは狙い通りなんだけど、FLはブルーの色の出方が独特だから注意が必要だし、NTはFLほどコントラストが高くないからFLでシャドウ潰れが起きるようなシーンならNTを選択する、みたいな感じかな。結構FL良い感じかも…でもSTの安定感が一番しっくりくるかな。
ちなみに設定を書いておくと
【FL】
コントラスト+2(1でいいかも)
ハイライト-9
シャドウ-4
フェード0
彩度-7
シャープネス4
シャープネスレンジ3
明瞭度5(3でいいかも)
【NT】
コントラスト+3
ハイライト+3
シャドウ-4
フェード0
彩度-4(-3でいいかも)
シャープネス4
シャープネスレンジ3
明瞭度5【ST】
コントラスト+1
ハイライト0
シャドウ-2
フェード0
彩度0
シャープネス4
シャープネスレンジ3
明瞭度5結果だけを見たらJPEG撮って出しで十分な事が分かったんだけど、α7IV時々WBが極端に青みがかったりする時があってJPEGオンリーは怖い。とはいえいつも同時に記録してるからJPEG見て問題なかったらRAW捨てても良いかも。将来的な事を考えるとRAWで保存しておいた方が楽しみが増えそうだけど。
ここまで書いておいてこんなこと言うのはなんだけど、あくまでもこのレンズではこういう結果でしたって報告に…。レンズが変われば色味も変わるし、シャープネスも変わるからオールマイティではない。そう考えると難しいことを考えずにRAWで撮るのってある意味ズボラな撮り方な気がする。後のことは後日の自分に全て丸投げするスタイル。
まあどっちが総合的に楽かって言われたらJPEG撮って出しですが(:3 _ )=