前提としてこのバッグは左肩からの斜め掛けを基本としていますね。何故そう思うのかというと、右肩斜め掛けにすると、ストラップを調節するレバーが背中側にいってしまうので売りである長さ速攻調整が即座に出来ません。
Everyday Slingは一応シンメトリーなデザインになっているので、どちらの肩に掛けても収まりは悪くなく、私は右肩に掛けて使っています。その場合キャプチャーは写真に写っている反対側に装着してます。
Nikon Z50の場合、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRとNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR、軽量な広角レンズや単焦点レンズがあればそれらも入ります。写真では望遠ズームとX100Vを入れてます。
Everyday Slingのストラップ付け根は丸い金属パーツが奢られていて、ある程度自由な角度が担保されているわけですが、これはバッグを水平に保ちやすくする為と、どのような角度でバッグを掛けても負荷がかかりにくくする様にする為だと思います。
基本ストラップを短くして背中に斜め掛けするのが定番の使い方で、その際にストラップの付け根部分の可動域が広いと違和感が減りますからね。しかしレンズ交換する時はバッグを極力水平にした方が良いわけですから、この付け根部分の丸い金属は非常に考えられてると思います。実際バッグはすぐに水平をキープしてくれました。
仮に背中側に斜め掛けキープせず、ストラップを長くとって斜め後ろ後方にバッグを持っていっても違和感なく使えます。このストラップ付け根の金属のおかげで使い心地がとっても良いですね。
もしα7IVで使うとなるとFE24-105mm F4 G OSSを装着したままスッポリ入り、もう1本巨大ではない何かを持っていけます。
Everyday Sling6Lは軽くて小雨程度でも問題無くストレスなく使えるバッグです。短時間及び慣れた場所ならこれがあれば問題ないでしょう。
しかし長時間だったり不慣れな場所となると、やはりもう少し予備の何かを用意したくなるのでスペース不足に陥るかと思います。不慣れな街では予期せぬ長時間の歩行が避けらない事があります。即時水分補給する為の水筒や折りたたみ傘、簡易サーキュレーターやミニ三脚、軽くエネルギーチャージ出来るようなものなど、あってよかった…と思うものを入れるとなると必然的に大きなバッグに。
帰りにお土産を買うこともあり尚更スペースが必要です。近場だとお土産を買う事もないし、勝手知ったる地域ならば無駄に歩行距離も伸びませんから疲労度も大したことにはならず。
まとめ
Everyday Slingという名前が全てを物語っているバッグなのかなと。日常を気軽にスナップするような、ちょっと街へ出てスナップするみたいな、そんな使い方に標準を合わせているバッグですね。
旅行先でもメインのバッグは宿(車)に置いて、Everyday Slingを掛けて散歩する的な使い方なら最高ですね。